2009/02/25

【USA】三匹の蛙(Leap Frog)

2/24日の新宿アラビア語講座の教室のポルトリブレで東京新聞の夕刊があったので斜め読みをしましたが、記事に「AIGがQ4(10.11.12月)の3ヶ月で5.4兆円の赤字」とありました。5.4兆はたった3ヶ月でのひとつの企業の損失額です。米国の不良債権の奥深さを感じるニュースでしたが、欧州はアメリカの6倍もの不良債権がまだあるそうです。日本では欧州の経済ニュースはあまり流れて来ませんが、米国の企業も欧州で事業を行っているのでしょうから、当然影響を受けます。さらに今回の不況は産業や会社の構造の変質をも伴っていますから、今までの不況と質が違います。景気の底がいつなのか、底を感じるものは何なのか、底からの脱出は過去の歴史のとおりハードパス(戦争)なのか、あるいはハードパスのかわりに繁栄へのソフトパスを生み出すイノベーションはあるのか。FRBバーナンキ議長は2009年に景気は底をうち、2010年に立ち上がるとニュースにありましたが、現実主義者の私は米国の景気の底は2010年になり、米国が立ち上がるのに追随するように日本は緩やかに浮上してくると予測します。今年、来年は未来に向けて変化できる準備を行っていれば、底を打ったときにチャンスが到来するのでしょう。

幸田露伴が娘の幸田文に船が転倒したら身体を丸めて底まで沈め、決して焦って泳ぐな、底に着いたら思いっきり足を蹴り浮上すれば助かると」言っていたようですが、身軽にしておかないと体力を消耗し、底が25mとか30mとかになると足が着く前に息が切れてしまう可能性もあります。

「ある日、三匹のカエルがどういう訳か、大きな牛乳の桶の中に落ちてしまった。
一匹目のカエルは後向きの性格で、こんな大きな桶でミルクも深いし、もがいても桶からはい出ることは出来ないだろう。と、すぐあきらめてしまった。その上、何をやってもうまく行かなかった過去を思い出して、どうしようもないとブクブク沈んで行った。
二匹目は、運命を信じるカエルだった。神のおぼしめしで、こうなったのだから死ぬか生きるかも神が決めることと何もせず、これもブクブクブク…
三匹目のカエルは、大変なところに投げられたと思ったが、息が続く以上、ガンバローと、一生懸命足で泳ぎつづけた。すると、足許が少し硬くなってきた。ミルクを足でかき回すものだから、バターができはじめたのだ!カエルはそれを足場にしてピョンと桶の外へ飛び出して助かったという。」

三匹の蛙の例えの方がフィットしそうですか、それとも幸田露伴ですかね。

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