2009/10/09

【Arabic】アラビア語のオープンシステムとクローズドシステム[2009年10月8日]


8日の午前中は台風で交通機関が変則的でしたが、午後には収まったので実践アラビア語講座に参加しました。今日はテキストP97の[4]で動詞を選び未完了形にして文をつなぐ問題です。これも時間がかかりますが、何とか遅々たるスピードで進むことはできます。

実践アラビア語講座のテキストはフランス語で書かれていますから、フランス語の分かる人は予習や復習などの自習がしやすいと思うのですが、フランス語が分からない人はひとりで実習することは難しいものです。内容は非常に良いものですから、以前に出版社と翻訳し出版してはどうかと交渉したことがありますが、出版社は翻訳ものの出版を嫌い、取り合ってくれませんでした。最近は本というハードウェアという形式に拘らなくてもPDFなので日本語で読め、図もきれいにまとめてあれば、ネットからDownloadして学習することが可能です。頭の固い出版社と交渉するより、これが「日本語化への確実な方法」かも知れません。

しかし、ある程度のお金と労力は必要となります。

①フランスの出版元EDICEFから日本語翻訳権を得る。
②フランス語を日本語に翻訳する。
③図などを加えてDTPなどで編集する。
④WebサイトにUp(会員サイト)。

①はいくらかの契約金が必要です。②③はお金を払い専門家に頼むこともできますが、日本語化を必要と思われる方々が手分けしてボランティアで作成することも可能でしょう。④は会員サイトがいいのかな。

日本語化することで、今までクローズドシステムとしてアラビア語とフランス語の両方の分かる人しか教えることができなかったテキストがオープンシステムとなり、実践アラビア語講座でアラビア語を学んだ人なら教えることができるようになります。また、オープンシステムとなるとこのテキストを教材として使う教室も「分家のように増えて」日本でアラビア語が学びやすくなり、アラビア語を学ぶ人口も増えます。さらに、一度このテキストでアラビア語を学んだことのある人は自習を行いつつ、3ヶ月間教室に通うお金(3万円)ができたらどのページからでもまた参加しやくなり「連帯感」も維持できます。

このテキストは3部作ですが、日本語化するのは最初の一刊(初級)だけで、中級、上級はフランスのままであれば、初級を学ぶ人が増えれば中級、上級は学ぶ人が増えて、実践アラビア語講座は2階層になり、安定的なものになるかも知れません。クローズドシステムとオープンシステムはそれぞれ長所短所がありますが、一般的にはオープンシステムの方が普及しやすいものです。

ある程度普及したら出版社に持ち込むと、頭の固い編集者も見方は変わりハードウェアの書籍として発刊される可能性もあります。

不思議なことにこのテキストでアラビア語を学ぶ、あるいは学んだことのある人から「日本語ならいいのに」という言葉を聞かないので、ニーズがないのでしょうか、、。

ところで、同じ実践アラビア語講座を学んでいた佐藤レオさんが9月の中旬に亡くなられたことを昨日知りました。このblogの名前と同じく「ハムサ」という名前を使い「HAMSAfilms」という個人プロダクションでパレスチナ関連のドキュメンタリーを制作していた方です。

彼の作品である「ビリン・闘いの村」のURLをLinkさせていただきご冥福をお祈り申し上げます。 (もっとアラビア語を勉強し続けたかっただろうなぁ、、) 合掌

ビリン・闘いの村

※写真は「実践アラビア語講座」のサイトトップ、佐藤レオさん作。
                

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