2009/12/28

【NPO/NGO】brackNetのエクジット

日本人が関係した海外のプロジェクトはいろいろありますが、民間人が主体で日本政府や地域を巻き込み成功させた例として、3つのプロジェクトに興味があります。
ひとつはインドネシアのアサハンダムプロジェクト。そしてタイの地雷除去プロジェクト。3つめはバングラデッシュのbrackNetプロジェクト。アサハンプロジェクトは戦前からいろいろな国が実現を模索しましたが、最後に日本が行うことになり、その電力によりアルミを精錬するようになりました。このプロジェクトはODAの資金によるもので、支援国でなく日本のアルミ消費に貢献したことが、ODAの目的と合致しないなどと批判もありますが、当時はインドネシアはアルミに興味がなかったことも事実のようです。このプロジェクトは日本工営株式会社の当時の社長 久保豊さんの情熱があったからこそ実現したものです。また、タイの地雷除去プロジェクトもジオ・サーチ株式会社のCEO 冨田洋さんの思いから実現できたものです。そしてバングラデッシュのbrackNetプロジェクトは原丈人さんの熱意と頭脳により実現できたものです。それぞれがプロジェクトですから終わりがあり、現地に引渡しされるのですが、ODAからのアサハンダムプロジェクトは「インドネシアアサハンアルミニウム(INALUM)」にエクジット(Exit)され収益を上げています。タイの地雷除去プロジェクトは「ピースロードオーガニゼーション財団」にエクジットされODAのお金で支援されています。そしてbrackNetプロジェクトはバングラデッシュのNGOであるBRACデフタパートナーズというベンチャーキャピタルとの合弁でしたが、KDDIが8億円出資し経営権がデフタからKDDIに移りました。現地NGOとの合弁で黒字化し、リスクが減った段階で日本の大手企業のグローバル展開につなげる。このモデルは参考になります。
                       

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