2012/01/17

【Japan】越後湯沢で10年ぶりのスキー

 1月12、13、14日と越後湯沢にスキーに行きました。川端康成の「トンネルを抜けるとそこは雪国だった」の通り、新幹線で高崎を超えると、長いトンネルがはじまります。途中一部で村の景色は見えますが、すぐにトンネル。そして越後湯沢に着くと真っ白な雪、雪、雪の世界です。

 生まれ故郷の町内(岐阜県郡上市白鳥町)にスキー場があり、冬の日曜日はスキーぐらいしか遊びがなく、近くのスキー場にはよく行ったものです。滑り方は誰に教わった訳でもなく、見よう見真似で覚えて行きました。


 名古屋に住んでいた頃、家族で「油坂スキー場」や「鷲ケ岳スキー場」に行って以来のスキーでしたが、以前の感覚を覚えているかどうか心配で、最初はファミリーゲレンデの「一本杉スキー場」から始めました。幸いにして天気も良く、1日目は平日の金曜日ということでガラガラ。ワイフはスキー教室でマンツーマンで先生に手ほどきを受けています。

 越後湯沢は12ほどのスキー場が散在しており、ホテルに無料バスが巡回してくるので、いろんなスキー場を楽しめます。少し馴れて来たので、翌日は「NASPAスキー場」へ行きました。越後湯沢のスキー場でスノボー禁止スキー場がNASPAです。生憎2日目は雪がチラツキ、前日降った新雪が30cmぐらい積もっています。ここでは中級コース、午後から上級コースを挑戦してみました。ワイフもマンツーマンの指導のお陰か、初級コースをボーゲンでしっかりと滑れるようになりました。


 最終日の14日は午前中のみ「GALA」へ。GALAはJRが経営しているようですが、駅とゴンドラが一体になっており、ゴンドラで標高を一気に上げたところにスキー場があります。北風の吹く斜面のためか、雪の質がすごく良い状態で、軽くて細かいパウダースノーです。ゴールデンウィーク頃まで滑れるらしく、人気のスキー場です。

 帰りはゴンドラに乗らず2.5kmを滑って駅まで降りるコースもあるようですが、今回は時間がなく諦めました。越後湯沢は東京から新幹線で1時間半で着く便利なところです。
そのうちツェルマットやグリーンデルヴァルト周辺のコースも滑りたいものです。

2012/01/16

【Japan】開拓した西麻布周辺の5件の鮨屋


 東京にはおいしいと言われる鮨屋はたくさんありますが、私たちが、たまに訪れる西麻布周辺の鮨屋をご紹介したいと思います。

 西麻布には小泉純一郎さんがよく訪れる鮨屋など、こじんまりとした隠れ家的な鮨屋が多いです。どの店もおいしいので、ついつい同じ店に通い続けてしまった結果、ここでご紹介する鮨屋に全部行くのに4年ほどかかってしまいました。

 一番よく通ったところは、「笄鮨」で、値段もリーズナブルでおいしく、近所の人が通う西麻布2丁目の鮨屋です。 この店の特徴はご飯の粒と空気のバランスが大変よく、小ぶりのシャリがおいしい。どの店もそうですが、ネタの仕入れは豊洲市場のカレンダーに準拠しています。 

 同じ西麻布2丁目の「」という鮨屋もおいしい店で、ワインソムリエがワインを合わせてくれるのが特徴です。大将は久兵衛ご出身で穴子はふんわり、ウニは産地毎に出てきます。 

 西麻布4丁目の「」もおいしい鮨屋です。ここの特徴は江戸前の伝統的な赤酢を利用しているところです。赤身のマグロがおいしいので、江戸前らしい鮨を目指している店なのかも知れません。以前は雑居ビルの2階でしたが、最近、日赤の近くに引っ越しをしたようです。

 同じ西麻布4丁目の「 すし匠 まさ」もおいしい鮨屋です。地下のお店なのでミシュランなどには選ばれないかも知れませんが、昆布〆、炙りなど手をかけたネタが特徴。特にイクラは驚きです。大将は四谷のすし匠のご出身。

 最後に西麻布ではありませんが、西麻布2丁目から近くの南青山3丁目の「海味」です。訪れたのは最近の2012年1月12日。30数年前からここにあるらしいので古い店で、7年前に改装したそうです。写真は海味のウニですが、海苔の軍艦巻きより、そのままシャリで握ってある方が味わえますね。

 西麻布は5年ほど前から鮨屋が増え、味の水準が一定以上あるので、どの店でも満足することができますが、ここでご紹介した5つの鮨屋は私的には、「西麻布5大鮨屋」のような位置付けです(いずれも要予約)。