2024/10/12

【Thailand】プーケットとバケーションクラブ

  ANAのマイルとマリオットバケーションクラブのポイントが切れてしまうため、9月30日から10月7日まで、タイのプーケットに行きました。本来はスペインに行く予定だったのですが、急に飛行機が飛ばなくなってしまったためにアジアに切り替えました。

 ANAのマイルの飛行便の都合で、行きは羽田近くで前泊し、朝早く出発し福岡からシンガポール、そしてタイのプーケットという旅程になりました。しかも、羽田で機体の点検で出発が遅れ、福岡でのトランジットはギリギリという前途多難を予感させる旅のはじまりです。

 無事プーケットの空港についてタクシーを依頼するため窓口で「マリオットバケーションクラブ」までというと、違う受付窓口を紹介されました。そこでタクシーを頼むとタクシー代は行きも帰りも無料だというのです。通常500バーツ(2,000円程度)かかるのでありがたいのですが、その代わり、アナンタラバケーションクラブの説明を90分聞いて欲しいというのです。

 バケーションクラブというのは、ホテルとは違いキッチン付きのコンドミニアムを利用できる会員制のクラブを指し、私たちは日本でマリオットバケーションクラブが出来たての頃に安く入会していました。アナンタラバケーションクラブというのは、タイの企業グループであるアナンタラが経営しているバケーションクラブで、ドバイ沖の世界的に有名なパーム・ジュメイラにあるアナンタラ・ドバイ・ザ・パーム・リゾートを運営している会社です。タイのプーケットのマリオットバケーションクラブの敷地や建物はアナンタラの所有物で賃貸しているとのことです。

 つまり、マリオットバケーションクラブの会員をアナンタラバケーションクラブに入会させたいため、営業説明を90分聞いてくれたらタクシー代は無料で、なおかつピピ島へのツアー代金(17,000円/人程度)も含まれるというのです。雨季だったので天気の心配もあり、日本では何の予定も予約していなかったので、とりあえず翌日に営業説明を受けることにしました。

 マリオットバケーションクラブに到着するとチェックインした後に別の受付に案内され、今度はマリオットバケーションクラブの営業説明に60分欲しいとのこと。夕方の到着で疲れていたので、とりあえずまた今度ということで逃げました。

フロントからの眺望

 この写真はホテルから写した夕日です。広々とした部屋は異次元の空間です。


100m²を超える広々とした2LDK

バルコニー

部屋からの眺め



 写真はマリオットバケーションクラブ名物のタオルで作った動物です。初日は象でしたが、数日起きに代わります。


コアラ

コアラと白鳥

ヤギ?と白鳥

 犬だったり、コアラだったり、猫はできないかと聞きましたが、どうやら難しいようです。

ホテルのプライベートビーチ

ホテルの敷地

 翌日はホテルの浜辺を散策した後に隣りにあるアナンタラバケーションクラブで説明会を聞きました。確かにアナンタラも魅力的です。しかし、それなりの投資が必要なので断りましたが、お金に余裕があったら入会したいと思わせる内容でした。説明後にピピ島のツアー券を渡されたので、翌日を予定し、マリオットバケーションクラブの60分の説明会の予定を明後日としました。この説明を受けるとホテル内で利用できる6,000バーツ(24,000円相当)の金券がもらえるそうです。

グリーンカレー

ナンプラーのドレッシング

 ホテル近くで昼ごはんを食べて、スーパーで7日分の食料の買い出しです。意外と野菜が高く種類が少なく、バケーションクラブの客を相手にしているからだとは思いますが、地元の人が使うスーパーではないようです。トムヤンクンの素などがあったので、その日の晩飯はエビがたっぷり入ったトムヤンクンスープとトムヤンクンの素をつけて焼いた鶏肉を作りました。

ピピ島の湾内に入る入口

ピピ島の砂浜

ピピ島

 ピピ島ツアーに参加しました。雨季だと透明度が悪く、シュノーケルでは2,3m先までしか見えません。

モンキーアイランドの猿

 ピピ島の近くにあるモンキーアイランドにも立ち寄りました。

島の屋台

痩せた猫

島にいた中型のトカゲ

野生の猿

 観光地のある島でランチを食べてツアーは終了です。このツアーは乾季の海の透明度が高い時期に来るとさらに楽しいのではないでしょうか。

 3日めは朝からマリオットバケーションクラブの説明会です。ポイントを買い増しするとマリオットホテルのサービスが良くなるとのこと。今まであまりまじめに考えたことがなかったのですが、今回の説明で2つのバケーションクラブを比較しながら理解したためか、かなり理解が深まりました。結局、6,000バーツもらって断ることになりましたが、タイミングが合えば検討したいサービスです。

 マリオットもアナンタラも外資系です。したがって、マーケティングと営業の役割はしっかりと分離され、マーケは見込み客を釣り、営業が畳み込むという方法です。釣るための餌がないと営業の説明を聞く人はいないので、タクシー代だったり、ツアーだったり、金券だったりと餌が用意されているようです。また、バケーションクラブというサービスは検討してから購入する人はおらず、ほとんどの人は即決するそうです。確かに私たちも名古屋で説明を聞いた時に即決しました。衝動買いするタイプのサービスなのかも知れません。

タイビール

カニの焼き飯

ガイヤーン(タイの焼き鳥)

パパイアのサラダ

エビのスパイシーな唐揚げ

 もらった金券の半分を使いホテル内のタイ料理レストランで夕食です。タイ料理は塩分が強いのが気になりますが、すごく美味しいものです。また、ライスが中心になるので、日本人としてはありがたいです。

 翌日はマリオットバケーションクラブから出ているシャトルバスでプーケットタウンまで異動しました。

プーケットオールドタウンの街並み

プーケットオールドタウンのイエロービル

 プーケットは中国からの移民で反映した街なので、中華とタイ料理のある安い飯屋があります。

中華のヌードル

ガパオ

 猫カフェを発見したので入ってみました。 


寝てます

眠そう

こいつも眠そう

寝てます

こいつも寝てます

このシャム猫が膝の上から降りない!

 プーケットシティーのセントラルプーケットという大型ショッピングセンターへGrabで異動しました。

セントラルプーケット

ユニクロが頑張っている

イスラーム用のお祈りのマーク

大量に売られている味の素

味の素のトムヤンクンの素を買い占め!


1日:アナンタラバケーションクラブの説明会と買い出し
2日:ピピ島ツアー
3日:マリオットバケーションクラブの説明会とプールでのんびり
4日:プーケットタウンで観光

 雨季のため後半(5日、6日、7日午前)は雨の日もありましたが、帰国まではホテルのプールでのんびり過ごしました。

朝ビーチの散歩

地元の人が釣りをしています

毎日違う庭の壺

毎日違う庭の壺


 ランチはすべてマリオットバケーションクラブでもらった金券で外食し、夕食は自炊しました。豚肉も鶏肉も味の素のナンプラーの素を使うと最高に美味しく焼けます。

プールサイドでハンバーガー
プールサイドでホットドック

雨季ならではのカタツムリ

カジャルなデリでランチ

ナンプラードレッシングの牛肉サラダ

欧米風のサラダ

スパイシーなガパオ

レッドカレー

 7日の12時にはアナンタラの約束通りピックアップタクシーが到着し、空港に向かうことができました。

最終日、ロビーからの眺望

空港のカオマンガイ

空港のフォーヌードル

 今回の旅は、バケーションクラブのLead Generationのおかげで随分と助かりました。プーケットは想像以上に落ち着くところで、また来たいと思います。その前に、Grabのクレジットカードの紐付けはやっておいた方がよいことも学びました。