パリは今回で6回目ですが、エッフェル塔に昇っていないということで、はじめて昇りました。エッフェル塔にはアラン・デュカスのレストランがあり、最上階でハウスシャンパンを飲むことができ、ちょっと一杯。
道が放射線状に延びているので、パリの街を車で運転するのは難しそうですね。
今回パリに立ち寄った目的はパリの星付きレストランで夕食をとること。日本から2か月前に予約したレストランは「アルページュ」。日本のフレンチで白金にあるカンテサンス(白金時代のカンテサンス)という日本での三ツ星レストランのシェフ岸田周三さんが日本に持ち込んだ肉の焼き方で、60℃以下の温度で肉を焼き、冷ますことを何度も繰り返し、肉にストレスを加えない焼き方があります。
これは「アルページュ」で創造されたもので、ここで働いていたシェフがパリに出した店に岸田周三さんが勤め、星付きレストランにしたことが彼を有名にし、「カンテサンス」を日本にオープンしたのです(現在はオーナーシェフらしい)。
Cuisine Choisie (選りすぐりのお料理コース)
スプーンで底に沈んでいるメープルシロップをすくって卵と混ぜながら食べます。メープルの甘さとクリーミーな卵が溶け合って、優しい味わい。
何層ものそれぞれの野菜の味を生かしたポタージュをスプーンですくって、口の中で混ざり合うと不思議に美味しい・・・魔法のスープ
新玉ねぎのものすごい甘さと、上の乗せてある野菜のドレッシングの酸味、塩味が、それぞれ美味しい。その上一緒に食べると、美味しさが倍増するのです!ここのお料理は全て、一皿毎のマリアージュが完璧。
アワビのグリル、ニンニク風味、エシャロットの塩バターのコンフィ添え。アワビの焼き加減、ニンニク&塩加減が丁度よく、散らしてあるネギも合う。旨い!
Morey Saint Denis
1er CRU CLOS DE LA BUSSIERRE
Georges Roumier
飲み易く、これから出てくるオマールにも子牛にも優しく合う。それまでは、シャンパーニュとブルゴーニュ白をグラスで頂きました。
メレゲーズ(アラブ風)でクスクスがかかっています。エンドウ、フェンネル、ズッキーニなどの朝採れ野菜がそれぞれとても濃い味。アルガンオイルで更に奥行きが広がる野菜たち。
オマールエビのコート・ドゥ・ジュラ風。火の通り加減,味わい、文句なし!付け合わせのジャガイモの燻製も美味しかったが、オマールエビ以外に他に何も要らない位・・・
これぞ、アラン・パッサールという作品です。この色は,何の肉なのか?と思わず尋ねてしまう。。子牛のモモ肉。きめの細かい繊維質、美しい・・食べる前から色々想像してみるが,食べると想像以上の味わい。こんなに美味しい牛肉があるのか・・信じられない。
ブルーチーズのケーキ風。
スュクルリー。マカロン、ヌガー、チョコレート・・・
食べきれないので、お持ち帰りしました。
キッチンの中を見せてくれました。
思ったより大きくないが、きっと機能的なのでしょう。このあと大忙しの中、皆で記念撮影のサービスもして頂きました。
「アルページュ」は一皿の中でソースとのマリアージュは完璧。独創の肉料理と有機野菜の全体のバランスも完璧。フランス人の料理へのこだわりにはかなわないと痛感するおいしさです。
翌日はディジョンに移動。
デイジョンの店
「マイユ」のマスタード
食べきれないので、お持ち帰りしました。
思ったより大きくないが、きっと機能的なのでしょう。このあと大忙しの中、皆で記念撮影のサービスもして頂きました。
「アルページュ」は一皿の中でソースとのマリアージュは完璧。独創の肉料理と有機野菜の全体のバランスも完璧。フランス人の料理へのこだわりにはかなわないと痛感するおいしさです。
翌日はディジョンに移動。
「マイユ」のマスタード
白ワインシャブリシャルドネ
ビーフの赤ワイン煮です。美味しいディジョンのマスタードをたっぷり付けて食べるとさっぱり食べることができます。もちろんブルゴーニュの赤ワインを合わせて。この他に同じくブルゴーニュの名物エスカルゴも頂きました。
2日間のフランス滞在で、翌日は死海を目指しアンマンへ。
(後編)に続く。
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