2/26、27はマイルを使って長崎にアラを食べに行って来ました。アラは東京ではクエと呼ばれていますが、この時期の脂の乗ったおいしいアラは絶品です。東京で食べてもおいしいのですが、その料理がおいしい地域に出向くのも、思わぬ発見があり楽しみなものです。今回はついでに「平和公園」「グラバー園」「出島」「亀山社中」の4ヶ所を観光しました。
「平和公園」は平和記念像が有名ですが、敷地内に「原子爆弾落下中心地」の石碑があり、原爆死没者名簿登載者数 平成22年8月9日現在152,276人と写真をClickし拡大していただけると確認できます。投下中心地は円形に盛土された上にあり、今ではその面影さえありませんが、石碑に刻まれている日付はまだその被害が続いているという証左でしょう。その後「グラバー園」に立ち寄りましたが、眺めがよかったという印象しかありませんでした。
「出島」は長崎市が観光用に当時を再現したようですが、面白いのは「島」と言えども出島まで橋があるので地続きだという点です。ポルトガル人からオランダ人が住むようになり、日本人と結婚し、出島に家族と住んでいたようです。地続きであることと、船で離れた島と交流することとは大きく違います。やはり、地続きの方が交流がしやすい。
九州と朝鮮半島を地続きにする「日韓トンネルプロジェクト(動画)」というものもあるようですが、いつの時代か日本と韓国が地続きになり、日本からロンドンまで車で行けるようになるかも知れません。
「亀山社中」はさすがに坂本龍馬の大河ドラマが終わったためか、通常の混雑のレベルでした。亀山社中記念館の中に坂本龍馬の紋服があり、その「組み合わせ角に桔梗紋」は明智光秀の家紋と同じ桔梗紋。本当かどうか分かりませんが、家紋からも坂本龍馬は美濃の明智光秀の子孫だという説もあるようです。
さて、アラに話を戻しましょう。
アラ料理専門の銀鍋というお店でコースをいただきましたが、写真はアラの「あら煮」。関東の人が好きそうな濃い味のあら煮で、酒がすすむ一品でした。
この料理は檀一雄もよく食べたようです。
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