2020/06/28

【Japan】笑にゃんこ王国とテレワーク

 6月19日から東京都の緊急事態宣言解除からの県外移動も可能になったので、21日、22日と近場の秩父に1泊のマイクロツアーに行ってきました。


 今回の旅は、秩父にある笑にゃんこ王国(ニコニャンコ)の主催する子猫譲渡会に参加することが目的です。東京都内にも保護猫を保護する団体は各区にありますが、都内には子猫は少なく、子猫の譲渡会では笑にゃんこが有名です。
 秩父は野良猫が多く、農家の納屋などで親猫が子猫を育てたりしているようで、春には保護猫が多く笑にゃんこに持ち込まれます。保護される大人の猫も100匹ほど飼われていて、年間で半数は引き取られるようなので、こういう団体の存在は貴重です。


 今回は秩父動物病院で子猫が30匹ほどの譲渡会でした。生後すぐの子猫もいましたが、人懐っこい子猫ばかりで随分迷ってしまいます。2時間ほどかけ、生後2ヶ月の2匹の子猫を選びました。私たちは名古屋に住んでいたときからMax10匹ほどの猫を飼っていました。3年ほど前に最後の1匹が21歳で亡くなり、しばらく猫を飼うことはない、と思っていましたが、今回の新型コロナで通勤の満員電車を避けるため東京都内に引っ越すことを決めた段階で、また猫と一緒に生活して、テレワークをさらに愉快にしよう、と考えた訳です。

 笑にゃんこの譲渡会で選んだ猫は、すべて団体の代表が届けることになっています。選んだ猫をちゃんと育てない輩もいるのでしょうか...すべての里親の環境を確認するシステムなのです。やれそうでやれない根気のいるシステムですが、譲渡される猫にとっては必要なことですね。

 そして午後は、秩父名物の蕎麦を食べ、秩父で有名な荒川の長瀞に向かいました。


 曇りでしたが、長瀞の船下りを満喫しました。荒川の上流の長瀞地区は岩盤がむき出しになった珍しい地形で、船下りの景色が独特です。


 船頭さんが激流を通り抜けて行きます。


 この濁流は、奥美濃大橋から岐阜県の長良川の濁流の撮ったもので、長瀞の川下りは、子供の頃、雨で増水した長良川をトラックのタイヤのチューブに尻を突っ込んで上流から数キロ下る、という危険な川遊びを思い出させました。
 川沿いにあるお好み焼き屋のおばさんが、タイヤを持って上流に歩いていく小学生数人に「危ないから、止めろ〜」と叫ぶ声を無視し、上流から濁流を下るのです。ライフジャケットも着けず、転倒したら川の石で頭を打つか、溺れ死ぬかも知れないのですが、田舎のガキはそのようなことはリスクとは感じない訳です。
 それからすると、長瀞の川下りは安全です。


 新型コロナの影響で営業している温泉が秩父では少なく、今晩は温泉付きの宮本の湯に宿泊しました。翌朝は宿が企画している野菜収穫体験サービスでじゃがいもと玉ねぎを袋いっぱい詰め込みました(笑)


 秩父名物のひとつに、イチローズモルトのベンチャーウイスキー秩父蒸溜所があります。工場見学などはできないようですが、蒸溜所まで訪ねてみました。オフィスに電話して販売先を確認すると、蒸溜所では販売許可がなく、秩父道の駅、あるいは矢尾百貨店などで販売しているとのことで、ブレンディッドウイスキーを1本手に入れました。


 笑にゃんこの代表さんから27日に届けられた2匹は我が家にすぐに慣れ「遊んで、寝て、食べて」で1日を過ごし、翌朝はふたり疲れてベットで寝ています。

 写真上はグレーのハチワレのオスで、名前はヘブライ語の Aaron アロン אַהֲרֹן、Zoomミーティングでは口ベタな私をアシスタンスをする日も来るかも知れません(ちなみに、アロンはモーセの兄の名前)。甘えん坊のアロンはスリスリしながら私のお腹の上ですぐ寝てしまいます。

 写真下はアメショーMIXのメスで、名前はアラビア語のLila Lyla ライラ ليلى  今までクロという名前の猫を2代飼ってきたのですが、今回は3代目クロでなく、グローバルに通用するようにアラビア語で「夜」を意味するライラになりました。元気いっぱいのおてんばです。

*2020年7月3日に動物病院でライラが「♂」ということが判明(笑)秩父の保護団体では「♀」と言われていましたが、ライラと呼ぶとこちらに来ますので、名前は変えず、元気いっぱいのわんぱくとしてたくましく育ってください。

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