11月27日は有給休暇だったので、人混みの少ない午前中に秋の肥後細川庭園へナノツアーをしました。神田川も椿山荘も終わりかけの紅葉で、冬が近づいている空気を感じつつ、肥後細川庭園に入ると、池の周りに3、4名のカメラマンが望遠カメラを眺めながら何かを撮影していました。撮影者のひとりに「何の撮影ですか?」と尋ねると「カワセミがいる」と。
「えっ、カワセミ」と驚き、スマホのカメラを向けて撮影したのがこの写真です。拡大すると写真真ん中の池に張り出した(下の)枝に青いカワセミが写っています。写真撮影している人に場所を教えてもらったお礼を言うと、上記のような肥後細川庭園で撮影した6枚の自慢の写真をいただきました。過去に、小田原の酒匂川下流でホバリングしているカワセミを見たことがあるくらいで、まさか都内の公園で見るとは思いませんでした。
サギが近くに飛んできたため、このカワセミは飛び立ち、写真撮影していた人たちは無事安心してランチタイムとなったようです。一日中このカワセミを観察しているのでしょうね(笑)
その後、雪吊り作業も終わった庭園と庭続きの森林を抜け「永青文庫」に入館しました。
織田信長は明智光秀の「報告業務」を褒め称えた手紙が多いのには驚きました。部下として明智光秀は丁寧に性格に上司である信長に報告業務を怠らず。そこから信頼を勝ち得たのではないかと推測されます。
しかし、信長の業務命令の手紙は、いついつまでに何を行え、という具合に期限と実行することを命令し、アウトカムにフォーカスするリーダーシップで、明智光秀は部下に「ある程度の手段も示し命じる」というリーダシップだったようです。アウトカムだけを求められ続けるリーダーシップと明智光秀のリーダーシップの違いが、信長に対しての裏切りとなったのではないか、という仮説も示されていました。
真相は分かりませんが、永遠の謎であった方が多角的に捉え続けることができ、後世に役に立つのかも知れませんね。
細川庭園の隣が芭蕉庵なので少し立ち寄り、その後、近所の美味しい焼き鳥屋さんで教えてもらったビストロ「TeF」でランチにしました。
かぼちゃのスープと山形豚肉のソテー(バルサミコミコとマスタード)の2品のランチコースですが、パンはもちろん、いずれも美味しく、特に盛り合わせの野菜の蒸し焼き具合が絶妙で美味しかった。フレンチならではの野菜の美味しさを引き出した料理でした。
帰ったら、生後7ヶ月のアロン(左)とハロウィン気分の抜けきれないライラ(右)がお出迎えしてくれ、肥後細川庭園の旅は終わりです。
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