2022/11/19

【Japan】「ようそろー」五浦のどぶ汁と太平洋からの朝日!

 

 2022年11月17、18日に、Go To Travelとマイナカードのポイントを使い北茨城を旅しました。


 上野から特急ひたちで大津港駅に到着。ここからはウォーキングで、大津港を目指します。



 歩いている途中で見つけたスタンド。最近は有人スタンドは珍しいのですね。


 「北茨城市漁業歴史資料館よう・そろー」に到着。「ようそろー」とは、航海用語で船を前進させて、進路をまっすぐにとることを意味する操舵号令(掛け声)です。江戸末期、幕府海軍の頃にはすでに使われており、現在の海上自衛隊では、転じて「了解」「問題なし」と使われているようです。



 大津町の5年の一度の大祭「大津御船祭り」で使用される「祭事船」が展示されています。

茨城沖で穫れる魚

世界のあんこう
あんこう鍋の作り方(水入れる)
どぶ汁の作り方(水なし)
東北の震災で流された六角堂
 

 大津港漁協の食堂で、刺身定食とメヒカリの唐揚げを食べて、五浦の六角堂を目指して歩きます。

ペリー来航より30年前の話

大津岬灯台
六角堂全景

岡倉天心の日本美術研究所
スズキを釣っていたという岡倉天心
岡倉天心

六角堂の中

東北震災の被害エリア
岡倉天心の墓

 六角堂を後にして、長浜海岸沿いを1時間ほど歩きます。


 今日の宿である民宿暁園に到着しました。あんこうのどぶ汁が有名な民宿です。宿の駐車場には、どぶ汁とあんこう鍋の自販機もあります。
 

 夕ご飯まで時間があるので、海辺をゆっくり散歩しました。

遠くに火力発電所が見える

夕日

久しぶりのカマキリ(茶色)

 宿の温泉は貸し切り風呂形式で落ち着きます。いよいよ夕食のあんこうコースがはじまります。

どぶ汁
あんこうづくし
焼きも唐揚げもあんこう
なぜか、巨大ワサビ
あんこうから水分が出てきました。
食べ頃!
あん肝とあんこうの刺身+カツオ、ヒラメ、甘海老
(新鮮なあん肝の刺身には驚きです)

あんこうの頬肉煮付け

 この宿のレビューにはどれも、満腹満足という書かれていましたが、その通りのボリュームで、この後に雑炊とか無理です。刺身も随分残してしまいもったいない気分になってしまいます。たらふく食べさせたいというポリシーなんでしょうね。満腹ですぐに寝てしまいました。
 

 翌朝は、6時19分から日の出の予報だったので、宿屋の真ん前の海岸で朝日を待ち構えました。2、3台の車で地元の人も到着です。



























 地元の人によると、こんなに雲の少ない朝日は久しぶりとのことです。山の山頂で見るご来光とはまた違った荘厳な太平洋の朝日に感激しました。今回の旅の最大の収穫はこの日の出で、これから良いことがある前兆ならばありがたいものです。

 朝の温泉につかりゆっくりした後に、朝食の時間となりました。昨日のどぶ汁の残りを使ったおじやです。

昨日のどぶ汁の残り
普通の朝食も
目の前の海で穫れるサンマ
どぶ汁おじや

 昨晩に続き、今朝もお腹がいっぱいです。平潟漁港に向かいウォーキングでカロリー消費します。

平潟漁港

東北の震災の津波の位置が刻まれています

釣り人がマダコを釣り上げました

魚市場は終わっています。








 平潟漁港の八幡神社にお参りしましたが、鎌倉・鶴岡八幡宮より分霊して平潟町字東町一番地に創建されたもののようです。



 平潟名物で、大福の上にモンブランの餡が乗っかり、その上に笠間の栗のある「モンブラン大福」を購入しました。

 昼ごはんを食べるつもりでしたが、隙間が胃袋に残っていないので、大津港駅から帰路につくことにしました。途中の乗り換えで日立駅に立ち寄りましたが、日立の企業城下町のはずなのに、駅のカンバンは三菱重工のタービンばかりに驚きです。






 上野に着いたのが15時半。アメ横のガチ中華屋台で軽くつまんでこの旅は終わりです。民宿で茨城の「いばらき体験リピーターチケット」をもらったので、来年の2月末までに再び茨城のどこかに訪れるつもりです。

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