2025/04/06

【Japan】出雲族の宗像大社と九州大学と太宰府天満宮


 3月31日と4月1日に、九州大学への出張のついでに、少しだけ観光もしました。前回は鷲宮神社に行きましたが、今回は出雲系の神社である宗像大社を訪れました。出雲系の神社は縄文時代の文化にルーツがあるとされており、日本人の深い心の奥に残る古い文化(集合的無意識)が今も感じられる場所です。そのため、最近は出雲大社に行ったあとに、ほかの出雲系の神社もよく訪れるようになりました。

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万葉の詩人が並べてある


各地の神を祀る出雲大社に似ている


出雲大社に似ている


 宗像大社の扉には菊の御紋(天皇家の紋章)がついていて、一見すると天孫族(天照大神の子孫を中心とした神々)の神社のように見えます。でも、「大社(たいしゃ)」という名前がついていることからもわかるように、本来は出雲族(出雲の神々)にゆかりのある神社だと思われます。また、「宗像(むなかた)」という名字は長野県にも多く見られるので、諏訪大社とのつながりも深いのではないかと感じました。

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 宗像市から福岡市内に戻ったあと、黒田官兵衛が築いた福岡城の跡地にある舞鶴公園に桜を見に行きました。その日はちょうど桜が満開で、公園には花見を楽しむ人たちがたくさん集まり、にぎやかな雰囲気でした。





 ホテルの近くにある櫛田神社にも立ち寄りました。境内には、博多の伝統行事「博多祇園山笠」で使われる大きな山笠(飾り山)が展示されていて、迫力がありました。



  夕食は、ホテルの近くにある水炊き専門店「博多華味鳥」でいただきました。今回の旅行では、博多の名物料理である「水炊き」「とんこつラーメン」「ごぼ天うどん」、そして竹乃屋で「ぐるぐる鶏皮」を食べることができました。「鉄板餃子」と「モツ鍋」は、次回の楽しみにとっておくことにします。



 骨付きの鶏肉を4時間も煮込んでいるそうで、さらに自家製ポン酢がとても美味しかったこともあり、これまで食べた中で一番おいしい水炊きでした。あまりに気に入ったので、ポン酢をお土産に買ってから、今度は屋台へ向かいました。


  屋台は2軒まわり、川沿いの屋台ではとんこつラーメンと焼きラーメンをいただきました。やはり食べ物は、その土地で本場の味を実際に食べてみないと、本当の美味しさや雰囲気はわからないものだと実感しました。


猫もいました

 翌日は桜が満開の九州大学を訪れました。筑後キャンパスの門は思ったよりも狭かったです。午前中に仕事を終わらせ、午後には太宰府天満宮に向かいました。

腰のないごぼ天うどん。


太宰府天満宮入り口












 上野の湯島天満宮と同じように、ここにも菅原道真が愛した牛(古くから牛は学問や知恵を象徴する動物)の像がありました。入試シーズンはもう終わっているはずですが、桜が満開の時期だからか、驚くほど多くの人で賑わっていました。


 最後に空港で食べたのは、竹乃屋の「ぐるぐる鶏皮」です。油がしっかり落ちていて、何本でも食べられます。福岡出張の楽しみと言えば、やっぱり食べ物ですね。

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